薬味の効果

ニンニク

ニンニク

 スタミナ強化だけではなく、抗がん作用でも注目されています。

 ニンニクの強烈な臭いのもとは、アリシンという成分ですが、殺菌力が強く、食べ物などに付着している細菌類はもちろん、体の中へ侵入した風邪のウイルスまで殺す力があるといわれています。

 古くから魔除けの薬物ともいわれているように、その作用はきわめて広く、心臓の筋肉を丈夫にしたり、血栓やがんの予防、免疫システムを改善するなど、あらためて、その健康効果のすばらしさが注目を集めています。

 ニンニクに含まれている微量成分のスコルジニンは、新陳代謝を活発にして、血行をよくする作用がありますが、性ホルモンを刺激して、精子の増殖を促す働きもあるといわれ、ニンニクには強精作用があるといわれる背景になっています。  すりおろして、ごく少量を納豆に混ぜるとよいでしょう。