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  3. 岩手県盛岡市「キムチ納豆ラーメン」

キムチ納豆ラーメン

特技は納豆を高速に混ぜる事・・・納豆大好きライターの坂田ねばるです!
全国各地に伝わる、納豆の伝統的な食べ方、独創的な新しい食べ方など、様々な納豆食文化を紹介する『ニッポンおいしい納豆地図』、今日は岩手県盛岡市にきております。
盛岡の麺料理といえば盛岡三大麺と呼ばれる「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」「わんこそば」が有名ですが、今回はその盛岡三大麺に割って入るとも言われる新たな「盛岡名物麺」を紹介します!!

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という事でやってきたのはJR盛岡駅から徒歩10分、大通り商店街にある「柳家本店」。盛岡市内を中心に13店舗を展開する創業40年の老舗ラーメン屋さん。
新盛岡名物麺≠ニ言われる、柳家の看板メニューがこちら!

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ドドーーン!キムチ納豆ラーメン!!!
その人気はコンビニエンスストアの企画商品になるほど! ほほう。そうきましたか・・・
納豆とラーメン・・・日本人に愛されるソウルフード同士のコラボレーション・・・
絶対にうまい!絶対にうまいに決まってる!食べなくても分かります!

  • 味の決め手は、柳家特製 納豆味噌!

早速、名物キムチ納豆ラーメンを注文!
たっぷりのもやし、白菜、豚肉を軽く炒め、ベースとなるスープを入れます。

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ここで登場するのが、すりつぶした納豆を味噌に練り込んだ柳家特製「納豆味噌」!
納豆は固形で入ってるわけじゃないんです!

●納豆味噌こそが柳家の納豆ラーメンの命

およそ40年前、柳家創業者の大信田和一さんが研究に研究を重ね、ラーメンに合うように独自に開発したもの。当時から変わらないレシピで作られる門外不出の秘伝の味噌!この納豆味噌こそが柳家の納豆ラーメンの命なんだとか!

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この納豆味噌をスープに良く溶かし、ネギ、コーン、生卵をトッピングして完成!

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↑こちらが柳家名物キムチ納豆ラーメン!野菜たっぷりでボリューム満点!
湯気と一緒に運ばれてくる納豆のいい香りが食欲をそそります!
まずはスープを一口・・・

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わかっていたけど、言わせてください!
「う、うまいーーー!!!
納豆のコクとキムチの風味が絶妙にマッチし、何度でも飲みたいクセになる味!納豆味噌が溶け込んだスープはねっとりとした独特な舌触りです。
続いて麺を食べてみる・・・
自社農園で育てた小麦を使用した自家製麺は太めでコシのあるストレート麺。
モチモチとした食感はスープとの相性は抜群です!食べれば食べる程、納豆の豊かな風味が口の中に広がります!
納豆味噌の濃厚スープ、シャキシャキもやし、自家製ストレート麺。すべてが絶妙なバランスで混ざり合う極上のラーメン!病み付きになる事間違いなしです!

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●納豆ラーメン誕生のきっかけは納豆汁!

では、特製の納豆味噌で作る柳家独自の納豆ラーメンはどのように誕生したのでしょうか。柳家の創業者で現在会長を務める大信田 和一さんにお聞きしました。

「私が丁稚奉公時代に味わった「納豆汁」の感動を、多くの人に伝えたかった」
16歳の時に盛岡の仕出し屋に丁稚奉公に出た和一さん。
そこで、当時、高級料理として扱われていた納豆汁と出会います。
納豆をすりつぶして味噌汁に入れる「納豆汁」の味に感動を覚えた和一さんはこの感動を多くの人に伝えたいと、納豆ラーメンを考案しました。
納豆をすりつぶしてスープに溶かすという着想は納豆汁からきたもの。柳家の納豆ラーメンの原点は伝統的な納豆料理「納豆汁」だったのです!
古くから伝わる「納豆汁」を独自に進化させ生まれたのが柳家の納豆ラーメン!どんな食材にもマッチする納豆ならではの進化と言えるのではないでしょうか!

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納豆マップキャラクター ねばるくん

この納豆ラーメンが大ヒットし、盛岡を代表するラーメン屋になった柳家。近々東京にも出店予定だとか。まだまだ快進撃は続きそうですね!
和一さんの思いのこもった至極の一杯!是非、お試し有れ!