
どもども! 納豆大好き映像クリエイターのミズキです!
前回の京都取材では「納豆イタリアン」という不思議グルメに出会って以来、「世の中にはまだまだ納豆の可能性があるんじゃないか」と、毎日ワクワクが止まりません。そんな私のもとにまた新しい納豆情報が舞い込んできましたよ!
今回向かったのは、東京・下高井戸にあるラーメン店、ラ飲み(ラーメンをつまみにお酒を楽しむこと)の元祖!?「利田商店(としだしょうてん)」さん。ここで味わえる「背あぶらーめん納豆」を取材してきました! 「油そば × 納豆」という未知の組み合わせに期待が高まりますね。
これは行くっきゃないでしょう!
到着到着〜〜 ♬
実はこの下高井戸一号踏切は「開かずの踏切」と呼ばれていて、京王線の高架工事が2022年からやっと始まったそうです。それまでは昭和の雰囲気満点の街並みが残っていたらしいけど駅前は更地にされて、今はだいぶ様変わりしたようです。

【下高井戸駅】
下高井戸駅に着いてすぐ見つかる商店街には、たくさんの野菜や果物を置いている八百屋やメンチカツが美味しくて人気のお肉屋、手作り豆腐屋さんとか、昔ながらのお惣菜屋が並び、活気があふれています。
足を一歩踏み入れると、まだどこか懐かしい雰囲気が漂っていました。

【商店街風景】
まずは下高井戸の街をブラブラ散策しちゃいますか!
甘い香りに誘われて商店街を奥に進んでゆくと、なんと、ビルの壁に何やら埋まっているじゃない!?まさか UFO が衝突!?
♪ 「信じられない〜 ことばかりあるの もしかしたらもしかしたら そうなのかしら〜」とピンクレディーも歌ってましたね。

【たいやき たつみや】
思考時間5秒、たいやきを手に入れるまでわずか15秒、たいやき屋「たつみや」さんに凸りました!
「これから油麺食べにいくけど…まあ胃の準備体操!」ということで。

♪ジャラ〜ン、「勇者は、黄金のタイを手に入れた!」

お店の奥には餡を炊く大きな釜と、何台ものたい焼き器が並び、地元の人にも愛されている様子がうかがえます。

甘めだけどほんのり塩気のきいた粒あんと、パリッパリ生地の相性が最高! 近くにあったら毎日でも食べたい味です。
もっと街を散策しようと駅へ戻り、反対方向にある菅原神社へ。

【菅原神社(すがわらじんじゃ)】
おお〜なんだか神々しい写真が撮れた(笑)
菅原神社は、菅原道真を祭神とする神社で、世田谷百景のうちの一つだったりする。学問の神様として信仰されており、合格祈願や厄除けなどのご利益があるとされているんだって〜!
私は受験とか控えているわけじゃないけど…肝臓が悪くならないように、健康でもお祈りしておこうかな
撫でると福が来るらしい、「撫で牛」もゴシゴシしておきました!

さっき、甘いたいやきを食べたら食欲が加速して、もっとお腹空いてきた… 空腹で倒れる前に、急いでお店に向かおう!
駅から徒歩ですぐ、商店街から一本入った道にある「利田商店」は、どこか歴史を感じるラーメン店。

【利田商店】
ガラガラっと戸を開けると、ちょっと強面な店主のアキラさんが温かく迎えてくれました。
店内は8人掛けテーブル席と、その奥にはカウンター席。黄色い照明や木の内装が落ち着く雰囲気ですが、ちょっとラーメン屋さんっぽくない感じだな〜。
今日は天気は良いけど、風がとても冷たくて身体が冷えたから、温かい店内に入ってホッと一息。

【店内写真】
席に案内されてメニューを見ると、おつまみやお刺身がズラリ。

【メニュー写真】
このメニュー「え、ここ本当にラーメン屋?」と思うほどお酒に合いそうな一品料理が並ぶ。お酒が入る冷蔵庫には日本酒や焼酎の一升瓶が並んでいて、これはもう“ラ飲み”するしかありませんよ〜。(笑)

(いつもは最初の一杯はビールだけど、今日は寒かったし…)
「大将!熱燗ください!あと、おすすめのおつまみも!」
寒い日だったのでビールはやめて、熱燗を注文。
すると、店主のアキラさんが、奥から何やら取り出してきて準備をしている様子
「はい、これ。好きに温度調整して飲んでね」と、アキラさん
アキラさんが持ってきたのは、木箱に入った「酒燗器(しゅかんき)」なる銀色の器。聞けば、「錫(すず)製で熱伝導率が高いので、熱湯を張るだけですぐにお酒が温まる」という優れもの。へぇ〜!?

【酒燗器】
ということで、熱々の一杯いただきます!
温度計を見ると、60度を振り切ってるじゃん!超熱々燗だ。

「くう〜〜〜っ あったまるう〜!」
今まで飲んだ熱燗の中で本当に一番美味しかった!(ガチ)
アキラさんが選んだ日本酒「南」は、高知のお酒。高知って淡麗辛口でしょ?それをお燗するの?って思ったけど、ゴクリ。
すっきりした後味とほどよい甘みが絶妙の燗に合う「旨口」のお酒じゃん!
日本酒ってあったまるとアルコール感が強く感じる人も多いと思うんだけど、それがこの「南」にはない!!後味スッキリ、そして甘みも美味しい!
自分でお酒を選べない人は、アキラさんが相談にのってくれるよ〜。
そうこうしているうちに、おつまみが到着〜

左:【もやしくずチャーシュー】 右:【春菊・たらこ・オリーブ】
これまた最高のお酒のアテだね!
もやしくずチャーシューは開店当初からあるメニューで、味付けにはらーめんのタレを使っているんだって。ラーメンを作る際に余るチャーシューの端切れを活用したメニューだそう。ムダなく美味しく工夫しているのが素敵ですね。
どちらも美味しすぎて、やめられない、とまらない〜 ♬ と懐かしいメロディーが脳内再生されました。
一通りおつまみとお酒を楽しんだら、いよいよお待ちかね〆のラーメン「背あぶらーめん納豆」を注文。カウンター越しに湯気の向こうの調理を見ていたら、ふと気になって店主のアキラさんに質問。
「ところで、油麺に納豆を組み合わせたきっかけって何だったんですか?」
私が尋ねると、「開店当初に茨城出身のバイトの子が、賄いでラーメンと納豆を合わせて食べていたんだよ。あまりに美味しそうだから自分も試してみたら意外に合う! じゃあメニュー化しちゃおうか、って始まったんだ。この店の開店当初からだから、もう24、5年前からあるよ。」って誕生したのが『背あぶらーめん納豆』。
この何気ない“アルバイトの子のアイデア”が採用され、改良を重ねてできあがったのが今や看板メニューの一つに成長したというから面白い!
実はこのメニュー、自称日本一ラーメンを食べた男、ラーメン評論家・大崎○史さんからも「油麺と納豆を組み合わせたのは、この店が日本初なのでは!?」と評価を受けたそうで、まさに偶然が生んだ大ヒットメニューなのか!
さらに「納豆はどんな種類を?」と聞くと、
「色々試してみたけど、大粒やひきわりより、ちょうどよい小粒が一番よかったね」と、こだわりポイントを教えてくれました。
納豆って、ビタミンK2が豊富でカルシウムが骨になるのを助ける働きがあるっていうのは一般常識ですよね?((圧
(知らなかった人はこちらのページへ → 「ビタミンK2が骨粗鬆症を防ぐ」 https://www.natto.or.jp/hyakka/ped_syukan04.html )
そして、ビタミンK2は油に溶けやすい!
つまり、納豆×油はビタミンK2の吸収効率をアップさせることができて、栄養面でも味の面でもWin-Winな相性抜群のコンビというわけです。

【背あぶらーめん納豆】
運ばれてきた「背あぶらーめん納豆」は、見るからにジャンキーなビジュアルなのに、上に乗った刻みネギや海苔が食欲をそそる〜。ふわっと納豆の香りが漂いながらも、あぶらのコクが合わさって「THE ガッツリ系!」という雰囲気が満点。
ということで、ラーメンといえばビールでしょ!かんぱ〜い!

まずはレンゲで納豆をすくって準備してから、麺をズルッとひと口。
いただきます!

「うわっ、これやみつきになるやつだ……!」
あぶらの甘みと醤油ベースのタレのコクがベースにありつつ、納豆がまろやかなとろみと風味をプラスしてくれている感じ。濃厚なのに、後味にほんのり納豆特有の香ばしさが残って、くどくない。想像を超えるハーモニーで、ものすごい幸福感が口いっぱいに広がります。
「納豆って、こういうラーメンとも相性抜群なんだ!」とびっくり。
油麺といえば太麺が多いイメージだけど、利田商店さんのは細麺。ゆっくりお酒を飲みながら食べても、なぜか麺が伸びにくく、最後まで美味しくいただけます。
もっとクセが強いイメージがあったけど、意外にも麺と納豆がスルッと馴染んでしまうから不思議です。
あ〜お酒が進むよ〜!
あまりの美味しさに「もう一杯いけるかも…」と危うく追加注文しそうになったほどの「背あぶらーめん納豆」。最初は「どうなの?」とドキドキでしたが、混ぜた途端に納豆の旨味が油のコクと合わさって、“これぞ禁断の旨さ!”という驚くべき相性の良さには恐れ入りました。
パンチのあるあぶらーめんを納豆がうまくサポートしていて、しかも後味は意外にさっぱり。理屈としても、油の旨み+発酵食品の力が合わさると、驚くほどの相乗効果が生まれるんですね〜。
下高井戸の温かい街の雰囲気もあいまって、心までほっこりでした。
というわけで、今回の「利田商店 背あぶらーめん納豆」レポート、いかがでしたでしょうか?
私自身、新たな“納豆ワールド”を発見して大興奮!でした。
みなさんもぜひ下高井戸で、この不思議だけどガッツリ系の納豆ラーメンを体験してみてください。ラ飲みも一緒に楽しむと、さらに最高ですよ〜。
以上、ミズキの「納豆LOVE!街ブラ取材」でした! 次回もお楽しみに〜!
もちぶたラーメン 利田商店
住所: 東京都世田谷区松原3-42-1 小谷ビル1F
営業時間: 18:00〜1:30
定休日: 水曜日
映像クリエイター ミズキ

東京生まれ東京育ち。自家製納豆を作るほどの納豆好きな両親に育てられ、今は動画制作の仕事でメシを食って……いや、納豆を食べて生きています。
飼っている3匹のネコ達を抱きかかえ顔を埋めるのが、私の最高の癒やし。今日も納豆と共に、全国を駆け巡ります!