ニッポンおいしい納豆地図:栃木県宇都宮市「納豆餃子」/全国納豆協同組合連合会納豆PRセンター

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ニッポンおいしい納豆地図
栃木県宇都宮市「納豆餃子」

納豆を愛する皆さん！こんにちは！
全国の納豆グルメを食べ歩く納豆ライターの坂田ねばるです！

日本の伝統食である納豆には、古くから伝わる伝統的な食べ方はもちろん、納豆のポテンシャルをいかした独創的な新しい食べ方が全国各地に存在します。
そんな全国に広がる納豆食文化を紹介する『ニッポンおいしい納豆地図』
今回は栃木県の県庁所在地宇都宮市にやってきました！

宇都宮といえば…「餃子の街」として有名ですよね！
駅周辺には餃子をPRする大きな看板や…

記念撮影にピッタリな餃子の像…

さらには餃子観音まで！まさに街を挙げての餃子推し！

そんな餃子一色の宇都宮で今回ご紹介するのはそう！「納豆」と「餃子」がコラボした「納豆餃子」です！

●餃子の本場で愛される絶品「納豆餃子」！

という事で、駅から歩くこと約５分。絶品「納豆餃子」が食べられるという「手作り餃子専門店イキイキ・ギョーザ」さんにやってきました！

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは壁一面にギッシリと飾られたメニューの札！

よく見てみると…
「ソーセージ餃子」「キャビア餃子」「チョコレート餃子」など遊び心溢れるメニューばかり！

「イキイキ・ギョーザ」さんは“美味しくて面白い”を追求する店主が約６００種の餃子を提供する創業４０年の地元民に愛されるお店なんです！

その中にお目当の「納豆餃子」を発見しました！

餃子の本場で見つけた「納豆」と「餃子」のコラボグルメ！
一体どんな味わいなのでしょうか！という事で早速作って頂きました！

●細やかな気遣いから生まれるハーモニー

「餃子」に合うように独自に味付けされた「納豆」を

新鮮な食材で作られた特製の餡と一緒に皮で包みます！

この時のポイントは「納豆」を包み込むように餡をのせる事。
そうする事で「納豆」に熱が入り過ぎる事を防ぎ納豆本来の香りと旨味を残せるんだそうです！

こうして作られた「納豆餃子」を

外はパリパリ、中はふんわりと焼き上げたのがこちら！

じゃーん！一見ごく普通の餃子に見えますが…
皮の向こうにうっすらと「納豆」が見えています！

めちゃくちゃ美味しそう！
では、早速頂きます！

「パクリ…」

「う、うまい！！！」

「納豆」の香りと深みのある味わいが、こだわりの「餡」と見事にマッチ！
パリパリの食感の後にやってくる「納豆」と「餡」のハーモニーが最高です

「納豆」と「餃子」ここまで相性が良いとは！
あっという間に完食していました！
ごちそうさまでした！

●餃子を日本的に進化させる！餃子への愛が生んだ納豆餃子！

そんな、絶品納豆グルメ「納豆餃子」はどのようにして誕生したのか…。店主の若月満也さんに聞いてみました。

ねばる　　「納豆餃子はどのように誕生したのでしょうか？」
店主　　　「３０年前にお客さんから納豆餃子が食べてみたいとリクエストがありまして…」

店主の話によると現在のように餃子が一般的に普及したのは第二次世界大戦後。
もともと中国で一般的だった茹でた餃子を日本的に進化させた“美味しくて面白い創作餃子”を開発するためお客さんのリクエストに応えていた事がキッカケなんだとか。
店主の餃子への愛と拘りが伝わってきます！

ちなみに日本で初めて餃子を口にしたのは水戸黄門として知られる徳川光圀と言われています。※諸説あり
徳川光圀といえば納豆を好んで食していたとも言われているので江戸時代にこの「納豆餃子」があったら大好物になっていたんじゃないでしょうか！

: 「手作り餃子専門店イキイキ・ギョーザ」さんの「納豆餃子」
宇都宮を訪れた際は是非食べてみてください！