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納豆力で粘り勝ち! GO! CAFURINGA

CAFURINGA東久留米、1部リーグ昇格初年度で2位
地域チャンピオンズリーグ出場決定!!

納豆は、栄養的にもスポーツには最適のスタミナ源。納豆連では、“粘って粘って”関東フットサル1部リーグを熱く戦うフットサルチーム「CAFURINGA(カフリンガ)東久留米」のサポーターとして、選手のスタミナを納豆でサポートしています。

地域CL出場を賭けた厳しい戦い

写真「声を出していこう!」試合を前に垣本選手が号令

前半戦(第1〜7節)は4勝1敗2分けの勝ち点13/3位、後半戦に入ってからは、第10節(10月11日)まで1勝1敗1分けと抜け出せなかったカフリンガだったが、11月2日の第11節で苦しみながらも連勝し、単独2位に順位を上げた。

 

写真入念にアップするカフリンガ 写真気を抜いてかかるとやられる・・・」
アップする選手を見つめる山本監督

12月6日の第12節、ダントツでリーグトップを走るFUGA(フウガ)目黒がこの日勝利すれば、その時点で優勝が決定する。

残る試合は3試合、カフリンガは下位チームとの対戦となる一方、3位と4位のチームはフウガとの対戦を残しており、カフリンガは3試合のうち2つ勝てば、1部リーグ昇格初年度にして2位が確定するという位置に。

リーグ2位以内に入れば、9ある地域リーグの上位で争われる「第9回地域チャンピオンズリーグ」(地域CL、日本フットサル連盟主催、2009年3月20〜22日)への出場権が与えられる。

「モチベーションはアゲアゲできている。2位は絶対に死守する」と山本憲彦監督。各選手も、試合前のアップに余念がない。

 

写真目の前でフウガが優勝を決める。
カフリンガの目標は2位死守に

そして、アップしながら見守った第1試合はフウガが勝利し、2008リーグ優勝を決めた。残る2位の座を賭けてあと3戦、そして地域CLに向けた思いなど聞いてみた。

ゼッケンNo.1、GK 玉置竜平選手(1976.07.21生、179cm/72kg)

ゼッケンNo.23 GK 角田麻人選手(1975.02.12生、180cm/75kg)

写真「残り全部勝ちます!」
GK玉置選手&角田選手

玉置選手コメント:まず、リーグ戦は2位を必ずキープして、地域CLに出場し、また全日本フットサル選手権大会(※1)にも出場して、Fリーグ(※2)のチームに勝ちたいと思います。

角田選手コメント:応援してくれるみんなのために、残り全部勝ちます!

ゼッケンNo.18 太田傑選手 (1985.05.14生、173cm/65kg)

コメント:チャンピオンズリーグ目指してがんばるぞ!

ゼッケンNo.05 天野譲二選手 (1985.02.19生、168cm/61kg)

コメント:まだ得点が決められてないので、絶対に決めます。

(※1)全日本フットサル選手権大会:財団法人日本サッカー協会が主催し、Fリーグ8チームを含む全国の24チームで優勝を争う全国大会。カフリンガは今シーズン、リーグ前半の成績で関東大会シードに選出されている。関東大会(2009年1月18日&24日開催)からの本戦出場枠は2。第14回大会(PUMA CUP 2009)は、2009年3月6〜8日(1次ラウンド、会場=大阪、静岡)、同13〜15日(決勝トーナメント、会場=東京、国立代々木競技場第一体育館)で開催される。

(※2)Fリーグ:日本フットサルリーグの略称。日本フットサル連盟が2007年に創設した全国リーグで、2008シーズンは8チームが所属、一部のチームはプロ選手を擁しており、正式なプロリーグではないものの、事実上のプロリーグ的存在。

しかし、地域CLへの出場がかかった2位の座を狙う戦いは、これまで以上に厳しいものとなった。

悔しい第12節

写真気合とともに試合に臨むカフリンガ。
今日はアウェーで緑のユニフォーム。
しかし・・・
写真堅い守りに阻まれるカフリンガ

12月6日12:50、7位(第11節終了時点)のBlack Shorts(ブラックショーツ)を相手にキックオフ。

ところが開始3分、ゴール前でボールを奪われ、そのまま先制を許してしまう嫌な展開に。

カフリンガはボールをキープするものの、得意のカウンター攻撃を封じられ、逆に相手からカウンター攻撃を受けてしまい前半の残り6分、立て続けに2本のシュートが、カフリンガのゴールネットを揺らした。

 

写真ゴール前の攻防。ファウルも重なる写真ゴール前に切り込めず、シュートもゴールを外れる

5ファウルというリスクを犯しながらも、相手はカフリンガの動きを封じ、そのまま前半を終える。

3点ビハインドの後半開始から果敢に攻め込んでいくカフリンガだが、相手は守りを崩さない。そして残り5分、速攻からドリブルで突破され、キーパーとの1対1でシュートを決められ、決定的な4点目を奪われてしまう。

 

写真3点ビハインドの後半、円陣を組んで逆転を狙うが・・・写真相手ゴールを揺らすことができないまま、タイムアップが近づく

しかし相手は、後半も5ファウルを犯して残り55秒、6回目のファウルにより手にしたペナルティキックを垣本右近選手(No.17)が意地で決め、その後も食い下がるも無情のタイムアップ。相手に本来の動きを封じられての完敗だった。

「まず先制して流れを持ってくるはずが、できなかった。相手も必死で引いて守っていた。それを受けてしまって逆に押し込まれた形。集中も足らなかった。こちらの仕掛けも足らなかった」と山本監督。
しかし「残り2戦、必ず決めます」。

 

写真試合終了。この日は悔しい結果に

唯一の得点を決めた垣本選手も悔しさを隠さなかった。
「自分たちの練習の持ち味が出せなかった。カウンターも決められず、悔しいです」。

意地の13節、勝負は最終節に持ち越し

次の第13節では、開始5分のフリーキックを足がかりに前半からリード、後半に一時逆転を許すも、前回の鬱憤晴らしと夏野雅生選手と垣本選手が、それぞれ2点ずつを叩き込むなど5‐4で勝利をもぎ取った。この時点で2位のカフリンガと3位のファイヤーフォックスが勝ち、追いかける2チームが負けたため、地域CL進出の残る1枠は、カフリンガとファイヤーフォックスに絞られ、12月23日の最終節(第14節、駒沢総合体育館)まで持ち越された。最終節でカフリンガが勝てば文句なし。仮に負けるか引き分けの場合でも、最終試合でファイヤーフォックスが負けた場合、カフリンガのリーグ2位が確定する。

地域CL出場権獲得

運命の最終節は14:40キックオフ。相手はALPRUNUS(アルプラナス)。そして開始10秒、右サイドからのドリブル突破からカフリンガの点取り屋・垣本選手に渡ったボールは、そのまま豪快にゴールネットを揺らした。前半残り5分には石塚尊信選手が2点目を決めて後半に。相手に決定打を許さないカフリンガの勝利は目前だった。しかし相手は、後半残り5分から底力を発揮、カフリンガも突き放そうと残り4分で3点目を叩き込むが、相手はそれ以上の執念を見せ、残り2分で3-3の同点に。そのままタイムアップとなったカフリンガは、最終試合フウガvsファイヤーフォックスの結果を見守ることに。

その最終試合は、既にリーグ優勝を決めているフウガが、前半に先制を許したものの後半に逆転してタイムアップ。この瞬間、カフリンガの関東1部リーグ2位が決まり、同時に地域CL出場権を獲得した。

カフリンガの2008リーグの結果は、7勝4敗3分けの勝ち点24。そして全14試合で最多の27得点を挙げた垣本選手は、2008シーズンのリーグ得点王となり、フィールドプレイヤーとして「ベスト5」にも選出された。

<関東フットサルリーグ1部、最終順位>
1位 FUGA(勝点36)・・・優勝(2年連続2回目)
2位 CAFURINGA(勝点24)・・・準優勝
3位 FIRE FOX(勝点22)
4位 府中AFC(勝点22)・・・来季はFリーグに参加
5位 ALPRUNUS(勝点18)
6位 Black Shorts(勝点16)
7位 FUTURO(勝点12)
8位 コロナFC(勝点10)・・・1部/2部入れ替え戦へ

2009シーズンは、府中AFCがFリーグに参加で抜けることになり、2部リーグで優勝したArtista(アーティスタ)が自動昇格し、コロナFCとZOTT(2部リーグ2位)の入れ替え戦勝者の8チームで戦うことになる。

写真この日(第12節)は敗れたものの、リーグ2位を決めたカフリンガ。
地域CLも納豆パワーでがんばれ!

第9回地域チャンピオンズリーグは、2009年3月20〜22日、周南市総合スポーツセンター(山口県周南市)で開催される。

その前には全日本フットサル選手権大会関東大会も控えている。2008リーグは終わっても、まだまだシーズンは終わらない。納豆パワーでがんばれ!カフリンガ!!