1. トップ
  2. 納豆の健康効果
  3. 「大豆の健康効果」ビタミンB2

レシチン 整腸・ダイエット・疲労回復・抗菌殺菌効果

乳化作用で血流を促進します

大豆に含まれるリン脂質で、乳化作用によって血液中のコレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、血流をよくします。また、肝臓が正常に働いていればコレステロールが過剰につくられることはありません。レシチンは肝臓の細胞膜の材料でもあり、肝機能を高め、過剰なコレステロールの合成を防いでくれます。

善玉コレステロールを増やします

コレステロールには、いわゆる善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があります。LDLが過剰になると、それが酸化されて酸化LDLとなり、動脈硬化などの原因になります。しかし、レシチンはLDLを減らし、HDLを増やす働きがあります。結果的に動脈硬化の予防も期待できるというわけです。

細菌が作り出した有害物を無毒化します

細胞膜の表面にある糖たんぱくや糖脂質と結びつくことができる特異な脂質で、免疫細胞であるリンパ球のB細胞によって作られた抗体と同じような働きをすることが知られています。抗体には病原菌と戦うとともに、細菌が作り出した有害物を無毒化させる作用もあります。レシチンも同様の作用があり、納豆は消化・吸収がよいことから効果的に摂ることができます。