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イソフラボン 免疫力増強作用・ホルモンバランス正常化作用

免疫力を高め、抗菌・抗がん作用を強化

大豆に含まれる女性ホルモン様物質ですが、大豆を発酵させるとイソフラボンの分子の表面についている糖の鎖が切れて、アグリコンという分子に変化します。イソフラボンアグリコンは免疫力の増強に加えて、がん細胞の増殖を抑え、がん治療の放射線による免疫低下を防ぐ作用があります。また、抗菌作用にもすぐれています。イソフラボンアグリコン1日の摂取量の目安は70〜75mgです。納豆の場合は1日1パック(60g)ほど食べればよいことになります。

若さを保つ女性ホルモン様作用があり、
ホルモン分泌低下に効果があります

納豆の原料の大豆に豊富に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た構造をしていることから、エストロゲンと似た働きをする女性ホルモン様作用があります。イソフラボンは大豆のフラボノイドの一種で、植物エストロゲンともいわれ、女性ホルモンの分泌が低下したときに、ホルモンの代わりに作用します。納豆菌によって大豆が発酵することで体内への吸収がよくなるため、納豆は女性ホルモン様作用が強くなっています。イソフラボンは大豆の中ではゲニステイン、ダイゼインの形で含まれていますが、これらの成分には活性酸素を消去する抗酸化作用もあります。