細胞は酵素の化学反応によって新陳代謝のほか、さまざまな働きを行っています。酵素が働くときには、その働きを補助する補酵素が必要になります。亜鉛は約200種類、マグネシウムは約300種類の酵素の補酵素となっていて、皮膚細胞の再生のためにも、この2種類のミネラルは効果を発揮します。酵素は肝臓でアミノ酸を材料にして作られますが、肝臓は酵素が非常に多く、亜鉛とマグネシウムによって働きが促進されます。酵素を増やし、働きを高めるためにも、この2種類のミネラルは役立ちます。
神経の興奮を鎮める作用があり、ストレスがかかるとマグネシウムの消費量が高まります。マグネシウムの摂取はストレスの解消に役立ちますが、肉や加工食品、清涼飲料水に多いリンはマグネシウムの吸収をさまたげるので、これらの食品を食べるときにはマグネシウムの補給が欠かせません。
細胞内で新陳代謝が行なわれるときには酵素によって化学反応が起こっていますが、それを助ける補酵素であるミネラルが多量に必要となります。また体が細菌やウイルスと戦っているときには多くのミネラルが消費されます。中でも納豆に多い亜鉛は約200種類、マグネシウムは約300種類の酵素に対する補酵素となっていて、抗菌・殺菌作用を発揮させるには欠かせないミネラルです。