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食物繊維 美容美肌・糖尿病・中性脂肪・コレステロール制御

腸の状態を整えて便秘を改善します

食物繊維は腸壁を刺激して、腸内細菌の善玉菌を増やし、便通を促進します。便秘をすると悪玉菌が増えますが、悪玉菌が作り出す毒素は大腸から吸収されて肝臓で解毒されますが、解毒しきれなかったものは皮膚細胞まで運ばれ、これが便秘にともなう肌荒れの原因となります。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とがあり、後者は腸壁を刺激しやすいものの、便を硬くする作用もあります。それに対して前者は便を軟らかくする作用があり、便通の促進には両方を摂ることが大切です。納豆には水溶性食物繊維が2.3%、不溶性食物繊維が4.4%とバランスよく含まれています。

ブドウ糖の吸収を低下させて血糖値の上昇を抑制

ブドウ糖が小腸から吸収されるのを遅らせて、血糖値を急激に上げないようにする作用があります。このことからインスリンの分泌量が減り、膵臓の負担を軽減させることができます。納豆は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含んでいます。その中の水溶性食物食物繊維は胃の中で溶けて、余分摂ったブドウ糖をはじめとした糖質、脂質の一部を包み込んで吸収を妨げ、体外に排泄する作用があります。

コレステロールを排泄します

食物繊維には腸内でコレステロールを吸着して体外に排泄する作用があります。また、水溶性食物繊維には腸内でゲル状となって胆汁酸を排泄する作用もあります。胆汁酸は肝臓でコレステロールを原料にして作られますが、腸内で役目を終えると血液中に吸収されて、肝臓で再びコレステロールとなります。胆汁酸として排泄されると、その分だけ肝臓のコレステロールが低下し、そのため血液中のコレステロールが肝臓に戻るようになり、結果的に血液中のコレステロールが低下していくことになります。