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Vol.9:七代目ミス納豆 『納豆鑑評会 京都大会に行ってきました』

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翌日!第22回「全国納豆鑑評会」が「京都ブライトンホテル」で開催されました!
「全国納豆鑑評会」とは日本一の納豆(農林水産大臣賞)を決定する、全国納豆協同組合連合会(納豆連)主催の品評会。納豆の製造技術の改善と品質の向上、そして国民の健康増進に寄与することを目的に毎年2月に開催されるイベントです!!

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全国の納豆関係者や報道関係者が集まり、いよいよ審査がスタートです!!白衣を身にまとった総勢31名の審査員の皆さんが審査会場へと入場していきます!
あれ?ねば〜る君はまだ入れないよ!

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しばらくして会場に入ると、テーブルの上に201点の納豆がずらりと並んでおり、とても厳粛な雰囲気。審査員の方お一人お一人が納豆と真剣に向き合い、納豆の見た目や香り、糸引きなどを審査しています。

こんなにたくさんの納豆が並んでいる光景を見るのは初めて!「ねば〜る君」も小さな声で、「納豆が喜んでるネバー」とつぶやいておりましたよ!
果たしてどの納豆が日本一に輝くのでしょうか!ドキドキです!!

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集計作業中は別の会場で「世界納豆まぜまぜ選手権」と「世界納豆のびのび選手権」が行われ、私も盛り上げ隊として参加しましたよっ!ねば〜る君、納豆お兄さん、そして京都のご当地キャラ「まゆまろ」も応援にかけつけてくれました!!

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「納豆まぜまぜ選手権」は、「納豆を食べるには混ぜることから始めよ」との先祖からの言い伝えに従って、美しく、何回混ぜられるかを競う大会。地元京都からだけでなく、関東地方からいらっしゃる方、そしてなんとアメリカからも参加者が!さすが世界大会!!

私も挑戦したことがあるんですが、納豆をぐるぐる混ぜるのはけっこう体力いるんです!
終わったあとは、皆さんから「けっこう疲れる―!」とのコメントも。記録67回で優勝したチームは、ご兄妹での参加でした!納豆の糸のように粘り強く頑張ってくださいましたよ!

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続いて「世界納豆のびのび選手権」です!こちらは納豆の糸の長さを競う大会なんですが、女性の参加者の方が大活躍しました!納豆の糸が切れないように慎重に、且つ時間内にどれだけ長く伸ばせるかがポイントとなってくるので、スピードと歩き方が大切なんですね。
女性の皆さん、とても美しく納豆の糸を引いていらっしゃいました!

表彰式では、「ねば〜る君賞」と「ミス納豆賞」も用意させていただきました!入賞された方、おめでとうございます!!そして、これからもたくさん納豆を食べてくださいね!
私も負けへんで〜!

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さてさて、今日はイベントが盛りだくさん!ほかにも、京納豆として「京都吟味百撰」に認定されている納豆メーカーさんの紹介や講演会が行われました。
東京農業大学教授の木村俊昭先生は「地域創成」について、筑波大学教授の石塚修先生は「関西における納豆食文化」についてお話してくださいました。日本の食文化って奥深い。それに地域活性化のために私も何かできないかなあと色々と考えさせられました。

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講演会の後は「納豆汁」の試飲!!これは、京都の妙心寺で振る舞われている白みそ仕立ての納豆汁を再現したもので、白みその上品さと納豆のうま味が絶妙なハーモニーを生み出し、とーーってもおいしかったです!!何杯でも飲めちゃいます♪おかわりはないかなー?!なんて思っちゃいました!

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その後は関係者からご挨拶がありました。

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そしていよいよ納豆の日本一の発表です!!納豆連の野呂剛弘会長から特別賞、優良賞、優秀賞、そして最優秀賞である農林水産大臣賞が発表されました。

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第22回「全国納豆鑑評会」最優秀賞に輝いたのは、三重県の鰹ャ杉食品さんの「日本の黒豆」でした!!!受賞納豆が発表されるたび、会場からは喜びの声が沸き上がり、私まで嬉しくなってしまいました!受賞された皆さん、本当におめでとうございます!!

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今大会の審査委員長である茨城県工業技術センター主席研究員の長谷川裕正先生から「今回はレベルが高く、決選投票をやらなければならない同点のものが多数あった。審査員の好みなどによって評価にばらつきは出る部分もあるが、それでも上位のものは皆一致していいと思う納豆ばかりだった。私は小粒部門を担当したが、いいものは僅差でそろっていたが、中にはチロシンが出ていたり、アンモニア臭が強かったりと大きい欠点があるものが散見された。今後直していただきたいと思う。受賞品はどれも見た目がよく、糸が引いており、食感もねっちりしていて、ほどよい固さとうま味があった。また、えぐみ、にがみが少なかった。今回の審査結果を、これから皆さまの品質改善にお役に立てていただきたいと思う」と講評があり、表彰式は無事に終了しました!

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今回初めて参加した「全国納豆鑑評会」。たくさんの方々と納豆との出会いがありました。そして今心から思うのは、「納豆って奥が深い!!」ということ。ますます納豆が好きになりました!

第22回「全国納豆鑑評会」に関わってくださったすべての皆さま、本当に有難うございました!私もミス納豆として、そして任期が終わったあともずーっと、一納豆ファンとして、納豆を愛していきます!!

来年の第23回「全国納豆鑑評会」は群馬県で開催予定です!
来年もぜひいらしてくださいね!

以上、浜口順子でした!